心がスカスカしているからか?
『茄子』読み返そうと思って、で、読み返している。
ほんとは未読の本を読み、そして処分し、すっきりしていくのが夢だが、それはまさに「夢」って感じで、なかなか見えてこない。
『茄子』はおそらくずっと手放さないだろう。そういう部類のもの。
しかしこれ、なんで心に入って来て、というか自分がその世界にすっとはいれる、というか。
なんで細部で感動するのかって考えたところでやっぱり『桐島、〜』を思い出す。細部が単なる、「映画に必要な部品」ではなく、いや、部品なのかもしれないけど、それが工夫と愛情(変な言い方だけど)(あ、追記。あと抑制です)によって作られてるのがビンビン感じられ、だからドキドキするし…。

ま、いっか。


追記。『茄子』も『桐島、〜』(映画の)も、登場人物ぜんぶの中に、読んでる、観てる人の気持ちがはいっていける感じ。