スーパーで色っぽい女の人を見掛けた。やぎアナ(フジテレビですか。あのウッチャンと噂になった―古いのは百も承知)を水商売ぽくしたかんじ。横目でイヤらしくチラチラみてしまいましたが、私のカゴの中身は一番安いビール風酒と一番安い紙パック入り日本酒です。heiminさんは以前、アティチュードとして鬼ころしを飲む、と、私の記憶が正しければ書いてらっしゃいました。なかなかいい事いうなとそれを読んで私は思いました。世の中には美味しいお酒は沢山ありますし、人付き合いじょう、そうですよねあの酒はホント旨いですなどと知ったかぶって喋らなくてはならない場合もあります。でも、心の底では、「べつにそんなのなんでもいいよ」と思っているのです。だから、安いお酒を買って飲むのです。そうでないと、心の底の「べつに」野郎が暴れだします。この「べつに」野郎は、言い換えれば「100ミリだけのカラッポ」と呼べるような気もし、

気もし、と書きましたが後が続きません。そんなような事を考えながら美人をチラ見し、でもそんなふうな内面を、大事に大事に守っていてはあのような美人にはモテないかも知れぬ。やるときゃやるぞ。みたいなことを、酒を袋に詰めながら思った。